ついにこの時が来てしまった。

漆黒の小箱から取り出された不気味に光る円盤。

それを別の黒き箱に入れる。

暗い部屋の中テレビが怪しく我々を照らす。

我々が固唾を呑んで画面を見つめる中、空気清浄機が動き出す。

音に驚き、我々は再び画面に集中する。

画面がふと変わった。いよいよだ。

不気味な旋律とともに画面に文字が現れる。

禍々しい字体、読み上げるのも憚られる――








本日、第１回クソゲーの会が開催されました。

参加者４名、プレイ時間約３時間

内容：『四八（仮）』


ついにやってしまいました。

しかも電気を点けずにやるという本気っぷり。

そんな風にこのゲームをプレイしてもらえるなんて、製作サイドもさぞ喜んでいるでしょうね。
（良い子のみんなは部屋を明るくして離れて見ましょう）




簡単にゲームの説明をしますと、

基本的には分岐ありのノベルゲームです。
各都道府県にそれぞれ特有のホラーエピソード（笑）があり、それを読んでいきつつ、主人公のシナリオ（あなたシナリオ）をこなしていく、という、

本 格 ホ ラ ー ア ド ベ ン チ ャ ー

らしいですよ。






それでは追記からプレイ記録を。
一応ネタバレとかあるかもしれないので。

本日プレイしたのは、（順番はめちゃくちゃ）

青森、秋田、新潟、愛知、京都、大阪、兵庫、広島
あなたシナリオ１話～６話

それぞれすごく簡単に説明（つっこみ）を入れていきたいと思います。



＜青森＞
・タイトル「キリストの墓」だけどキリスト関係ない
・分岐で方角間違えたら、引き返さずにシナリオ終了
・話長い

＜秋田＞
・旅好きおじさんの旅行先の写真とか見せられる話
・ちなみに秋田の写真は出ない

＜新潟＞
・友達の心霊写真をどうするかによって分岐がたくさんある
・「写真を食べる」という斬新な選択肢が存在
・ヤンキーと仲良くなることもできる。ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

＜愛知＞
・＼(＾o＾)／
・究極のテーマパーク「桃太郎神社」の観光案内
・地元民は神社の存在を知らない

＜京都＞
・我々がこの眼で刮目した初のシナリオ
・その結果がこれだよorz
・「行ってみるのもいいよ！嘘かもしれないけどね」という締め方

＜大阪＞
・トンネル観光案内
・地元民はトンネルの名前を知らない
・「火事で人が死んじゃったんだってぇ～☆」というノリ

＜兵庫＞
・綺麗だった水槽が時が経ってものすごいことになっている話
・ランダム分岐で結末は３つ
・そのうち２つを確認したが、どれも消化不良

＜広島＞
・空前絶後のクソシナリオ
・その気になれば30秒かからないあまりにアレな内容
・ランダム分岐で毎回映るものが変わる心霊写真を見る、それだけ

＜福岡＞
・夜のトンネルを１人で抜けようと奮闘する話
・ホラーな雰囲気で来て良いところで「ミニゲーム」というコミカルな響きの到来
・ミニゲームをちゃんとこなした結果、本筋から外れる
・これは結構ホラー


あなたシナリオ
主人公は四八（仮）のサンプルプレーヤーに選ばれている設定

＜第１話＞
サンプルプレーヤーたちのパーティーに行ったら盛大に殺される

という夢を見たんだ★



＜第２話＞
女「四八に出てますよね！ありがとうございます！」
私「？？」
別に要らない話

＜第３話＞
ゲームやってたら何だか体調がおかしいや
要らない話

＜第４話＞
手紙「このゲーム、ヤバいからやめろ！」
我々「いや、面白いし続けます、ｻｰｾﾝ」

＜第５話＞
男「四八出てますよね！」
私「(ﾟДﾟ)ﾊｧ?」
やっぱり要らない話

＜第６話＞
男「金払え！」
私「(ﾟДﾟ)ﾊｧ?」
ちなみに時計の秒針が長すぎる




というわけでめちゃくちゃ楽しみました！
四八（仮）ヤバすぎます！

ではまた次もこんな勢いで書けるといいですねぇ。





・・・あれ、女の人の声が聞こえる