少し遅れて後編です。
後編はあなたシナリオ。
さて、ここで重大報告があります。
これが、今回記事を2分した最大の理由です…
なんと・・・
あなたシナリオ、終わりました!
\(^o^)/
エンディング見ちゃいました。
いやぁ短かったなぁ、達成感のかけらもない。
というわけで、今回はもう1度、第1話から第12話までをまとめてあらすじを分かるようにしようと思います。
追記に入る前に、あなたシナリオの初期設定について語ります。
ゲーム開始直後、我々は主人公の設定を行った。
名前、誕生日、性別、出身地、血液型、
そして家族構成。
誕生日はゲームを開始した4月11日、そして性別は男。出身地京都。血液型AB。
そして、家族構成で我々は最初のクソを目撃した。
祖父、祖母、父、母、夫、妻、姉、妹、兄、弟
の人数を決める、というもの。
ここで「祖母が3人とかいけるの?」という疑問が浮上。
カウントを上げてみると・・・
2で止まった
よし、クソじゃない、クソじゃないぞ。
いや、待て。
「夫」 は 上 が る の か ?
ざわ・・・ざわ・・・
上 が っ た
気がつくと、主人公の家族は、
祖母2、母1、夫1、妻1、姉9、妹9
という、あまりに法律もクソもなくなったものになっていた。
しかし、我々はこのときまだ気づいていなかった・・・
この選択が後に、
あんなにも展開に無関係だなんて――
物語は、我々の名付けたDQNネームの主人公、奏(かなで)クンが1本のゲームをサンプルモニターとして受け取るところから始まる。
それは「四八(仮)」という、世にも恐ろしいゲームだった。
※この項目は本当にネタバレです
ちなみにムスカ大佐はラピュタ王家の末裔です
今回見たのは7話~12話ですが、1話からまとめていきます。
<第1話>
奏は「四八(仮)」のサンプルモニターの集うパーティーに招待される。
そこにはゲーム内で見たことのない人たちばかりいた。
そしてパーティーのイベントにて、奏は生贄に選ばれ、参加者に盛大に殺される・・・
という夢を見たのSA☆
実際にパーティーの招待状は届いていたので、行ってみたが、
今日のはずのパーティーはもう昨日に終わっていた。
しかも会場の係員は口をそろえて奏が主催者であると言う。
どういうことなのだろうか・・・
細かい演出に突っ込みたくて仕方がないが、ストーリーとしては序盤の謎かけのように見えるものにはなっている。しかし・・・
<第2話>
ゲームをしていると、見知らぬ女性が訪ねてきた。
「四八に出演されてる方ですよね!」と喜ばれるが、何の事だか分からない。
そのまま彼女は去ってしまった。
・・・この話、要るのかな。短いし。
<第3話>
「四八(仮)」のゲームをやっているせいか、奏は体調がおかしくなってきたようだった。
頭がぼーっとしてあんなに凄い構成の家族のことも忘れかける時があるらしい。
って、それだけ?
まぁ、少しずつ四八によって周囲がおかしくなっていくのは分かりますが。
さすがは四八。我々も時々笑い殺されそうになっていますよ。
<第4話>
「これ以上このゲームを続けるな。後戻りできなくなる」
といった内容の手紙が届く。
ゲームを続けるかやめるかの選択ができる。
いや、続けるでしょ。我々は君の本気をまだ見ていない。
実際、「やめる」を選択すると、
ゲームオーバー扱いでセーブされずにタイトルに戻るらしいです。
<第5話>
「四八に出ている人ですね!」
と今度は道端で声を掛けられる。
そ れ だ け 。
第2話と被りすぎではないだろうか。
<第6話>
自宅に、四八のシナリオ提供者が怒鳴り込んでくる。
何でも、奏を四八の製作者である「周防勇人」と思っており、
原稿代払え!という話らしいが、ちんぷんかんぷん。
我々も、ちんぷんかんぷん。
このゲームの方向性も、ちんぷんかんぷん。
<第7話>
奏の元に衝撃的なニュースが飛び込んでくる。
四八(仮)のゲーム製作者「周防勇人」が詐欺罪で逮捕されたのだ。
何でも、周防勇人はサンプルモニターを洗脳して犯罪をさせるようなゲームを作ったらしい。
ここで選択肢 「警察に届ける」or「ゲームを続ける」
「ゲームを続ける」を選択すると、奏は驚くべきことを口にした――
「せっかくここまでプレイしたのに、
警察に持っていくなんてもったいない。
犯人も逮捕されたし、もう安全だろう。
詐欺会社が作ったゲームにしてはよく出来ている」
(だめだこいつ・・・早くなんとかしないと・・・)
もう、洗脳されているようです。
確かに、このゲーム、
ホラーとしての面白さを求めたプレイヤーには詐欺です。
でもクソゲーとしては最高峰。
ちなみに、警察に届けるとゲームオーバー。
<第8話>
奏の元にまたも手紙が届く。
「もう手遅れだ」
うん、知ってる
知っていながらやってる
<第9話>
奏の元に今度は稲川潤二の怪談のチケットが届く。
我々は奏とともに普通に稲川淳二本人の怪談を堪能。
その後、奏は係員に呼ばれ、稲川淳二の楽屋へ。
稲川淳二は奏を四八の作者として呼び寄せたのだった。
彼曰く、奏は企画会議にも参加していたという。
稲川淳二からは「四八」のチラシを見せられた。
稲川淳二の無駄遣いだと思います。
<第10話>
周防勇人の事件について調べてみると、作っていたゲームはギャルゲと判明。
それではサンプルとして届けられた「四八(仮)」は何なのだろうか。
どうにも煮え切らない奏は、「四八」のチラシに載っていた制作会社「バンプレスト」に問い合わせに行く。
そこで態度の悪いプロデューサー(本人)にたらい回しにされ、今度は企画・脚本・シナリオ構成担当の飯島多紀哉(本人)の元へ。
そこでは飯島氏から、
四八は差出人不明の手紙の中に入っていた企画書を元に作られたゲームであり、手紙に「自由に使ってくれ」と書かれていたから使った。
と、いきなり盗作を暴露。
そして飯島氏は、
「あんたが作ったんだろ。今更出てきて盗作とか言うつもりだろ。どうせ2chとかでアンチの自演してるんだろ。金ならやるからそういうのやめてよねマジで」
とキレ始める。
奏はそれを否定し、四八のサンプルがあることを説明し、後日飯島氏にホテルの一室でそのゲームを見せることになったが、
案の定、ホテルではゲームは起動しない。
自宅で起動すると、ちゃっかり起動しやがり、今度はゲーム中のキャラクターが「これはあなたが作ったんだ」と口々に言い続けてきた。
と、もっと簡単にまとめればよかったですね。飯島氏の被害妄想っぷりを入れたかった・・・。
ただ、文章量から分かるように、このシナリオ25分くらいかかります。
<第11話>
ついに「四八」の原作者の名前が奏の名前に。飯島☆自演乙氏が体裁を気にして変更したらしい。
そして奏はファミ通のインタビューを受けることに。
なぜかアイドル(架空)との対談形式というインタビュー。(アイドルの意味は?)
奏は「四八(仮)」をプレイしまくっているクソゲーマスターだったため、
アイドルの質問に流暢に答えまくってしまう。
「(あれ??俺原作者じゃね?)」
そして、インタビュー後の飯島(ryとの会話で、彼はまたも衝撃的なことを。
「続編の話も決まってるんだよ
続編のシナリオも頼むよ
ここだけの話だけどね、
映画化の話も来てるんだ
しかも複数の会社からね」
やめろおおおおおおおおおおお
そして奏は、家族の存在も忘れてきてしまうほどおかしくなってきていた・・・・・・
「劇場版『四八』」と称して広島県とかのクソシナリオを映像化して某動画サイトとかにアップしたら再生数とマイリストとかが大変なことになるんじゃないでしょうか。
そして、いよいよ最終話・・・
と、その前に一言いいですか?
この「あなたシナリオ」、怖い?
徐々におかしくなっていく奏。
果たしてどうなってしまうのか!?
<第12話>(終)
ここは病院。
奏はベッドで繰り返し呟き続ける。
「私は京大(実は奏の苗字)
私は京大
私は京大・・・
生まれは京都。
血液型はAB型。
誕生日は4月11日。
家族は・・・」
医師と看護師が虚ろに呟く奏の様子を見ている。
「全く、これしか喋らないとは・・・。原因も分からない。このような患者が一時期から増え始めたんだよな。またしばらく様子見だな」
看護師の一人は、四八(仮)で選んだナビゲータの人物だった。
その人物が車いすを押して奏を連れていく。
看護師が「四八」のゲームの話題を出すと、奏は何かしゃべり始めた。
「あなたも京大奏です。思い出してください。
生まれは京都。血液型(ry
あなたも、世界も、すべて『四八(仮)』の中にある
あなたはゲームを案内してくれましたよね。
京大奏は私。そしてこの世界にいるあなた。」
そして、
看護師「私も京大奏ですね、わかります」
看護師が車いすに座る。
「私は京大奏。出身地は京都。血液型(ry・・・」
奏が車いすを押す。
――ここは病院内の四八号室。
そこには顔に包帯を巻いた多くの人物がいた。
口々に四八のストーリーを語っている。そしてつぶやく。
「わたしは京大奏。わたしは・・・」
あ な た は 、 本 当 に
京 大 奏
で す か ?
完
・・・いいえ、ちがいます。
そしてなんともコミカル音楽に乗せてエンディングスタート。
オワタ\(^o^)/
えぇ、これですよ。
この、何とも言えない、
達成感のかけらもないしシナリオ的にも納得いききらないけどとりあえずクリアしましたみたいな感じ。
これが四八(仮)です。これですっ・・・!
くやしいのぅwwくやしいのぅww
長々と語ってすみませんでした。
全て読んでくださった皆様が最終話を読んで「(゚Д゚)」となってくれたら僕もやった甲斐がありますw
さて、全て読んでくれた方には伝わりますでしょうか。
・まずオチが投げっぱなし
・主人公が徐々に錯乱しているような描写はあるけれどもその持って行き方がうまいわけでもない
・話の構成を整理してみると、
ゲームをやっているうちに主人公が洗脳され、
最終的には洗脳の連鎖でした
というだけ。
シナリオ中に出てくるホラー的要素に「洗脳」が引っかかるかどうかというところで、
普通に怖くはない。
読んだ方には伝わらない部分で、
・都道府県シナリオの進み具合が序盤と言ってもいいくらいでエンディング
・エンディングまでの総プレイ時間8時間弱
という点でも達成感の無さを助長します。
これがクソゲーたる所以です。
長々と失礼しました。
あなたシナリオは予想外の短さで終わってしまいましたが、
四八(仮)はまだまだ続けられます!
我々はこのゲームの真の怖さを最後に味わうこととなった。
それはゲームを終了する少し前のことだった。
「じゃあちょいセーブしとくか」
セーブ画面にてセーブを完了する。
前の画面に戻ろうとボタンを押す。
セーブを終了しますか?
はい
いいえ
「いいえ」を選択。
すると・・・
時 が 止 ま っ た
そのままリセットボタンを押すまで
ゲームは動くことはなかった――
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